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Susumu Mashimo edited this page Jul 17, 2020 · 1 revision

開発ツール 導入

このページでは、RSDの開発に使用するツールのインストール手順などの情報について記載しています。 この情報はUbuntu 18.04上でテストされたものであり、異なる環境やツールではそれに応じた変更が必要な場合があります。

Synplify

インストール

  1. Synplify と SynopsysInstaller をダウンロード

    例 (M-2017.03-SP1):

    • SynopsysInstaller_v3.4.run
    • fpga_vM-2017.03-SP1_common.spf
    • fpga_vM-2017.03-SP1_linux.spf
  2. SynopsysInstallerのインストール

    # 実行権限を付加して実行
    chmod 755 SynopsysInstaller_v3.4.run 
    ./SynopsysInstaller_v3.4.run 
    

    インストール場所を聞かれるので適当に応える
    この時に ~/ を含むパスを使用すると ~ と言う名前の
    ディレクトリが作成されてしまうので、絶対パスで指定する
    例: /opt/cad/synopsys/installer_v3.4

  3. Synprify のインストール

    1. SynopsysInstallerの起動

      # GUI 環境でやること
      /opt/cad/synopsys/installer_v3.4/setup.sh
      
    2. Site ID Number は 000 のまま

    3. 次の画面に進むとインストールパッケージ(fpga_vM-2017.03-SP1_common.spfなど)が置いてあるディレクトリを聞かれるので、そこを指定

    4. M-2017.03-SP1 を指定して、インストール先を適宜指定

重要

  • ubuntu の場合,以下のようなエラーがでて起動しない場合がある

    $ /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/synplify_premier
    /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/synplify_premier: 137: [: unexpected operator
    /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/synplify_premier: 151: [: !=: argument expected
    /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/synplify_premier: 320: /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/config/execute: Syntax error: "(" unexpected (expecting ";;")
    
  • この場合,Synplify の インストール先の bin/ と bin/confiug 以下で以下のコマンドを実行

    • 必ず bin/ をバックアップしてから実行する
    • bin/synplify_premier がなどが並んでいるディレクトリ
    • 各ファイルの先頭を /bin/sh から /bin/bash にする
      find . -type f -exec sed -i -e "1 s/\/bin\/sh/\/bin\/bash/g" {} \;
      
  • 参考: https://electronics.stackexchange.com/questions/327527/lattice-icecube2-error-synplify-pro-321

  • 起動時に & を末尾に付けて GUI を起動すると、起動後のエラーもコマンドラインに出てくるので色々わかる

その後の処理

  • ライセンスの認証に失敗する場合:
    • FNP_IP_ENV 環境変数に1をセットしておくと認証できるようになる.(理由は以下の通り)
      • 使用しているOSのバージョンが一定より新しい場合、ライセンスの認証時にNATのIPアドレスではなく,ホストマシンのIPアドレスが送られるために認証に失敗してしまう
      • しかし、この環境変数を設定しておくと自称してるアドレスではなくサーバーから見えるアドレスを使って認証するため、認証に成功する

簡単な使い方

適当な verilog ファイルを論理合成してその結果を GUI で確認するまでの手順

  • Synplify Premier を起動

    /opt/cad/synopsys/M-2017.03-SP1/bin/synplify_premier &
    
  • ライセンス選択画面がでるので、synplifypremier をダブルクリック

  • メニューの File->New->Project File からプロジェクトファイルを作成

  • 生成されたプロジェクトファイルを右クリック->Add Source File から verilog のファイルを追加

  • rev_1 を右クリック->Implementation Options を開く

    • Technology で Xilinx Zynq を選択して閉じる
    • Verilog タブから,必要に応じてトップレベルモジュールを指定
  • 左の方にある Run ボタンを押す

  • 合成成功後、rev_1 を右クリック->RTL View で論理合成の結果が、Technology View でターゲット FPGA 上での合成結果が視覚化できる