このコンテンツでは、Azure Machine Learning Studio を使って 二項分類 を行う手順を紹介します。
このコンテンツのテーマは、タイタニック号の乗船リスト から、どのような属性の人が "助かる" かを予測 することです。
クラウドや PC の性能が向上して、言語やツールが進歩したことから、深層学習 が普及してきました。
しかし、構造化データ(Excel や CSV のような表形式の構造を持つデータ)を学習する場合は、むしろ深層学習ではない 機械学習 のほうが適していることがあります。
AI 技術を理解する上でも、シンプルな機械学習のほうが直感的で理解しやすいでしょう。初心者・入門者はまず機械学習で感覚をつかみ、あとで深層学習に進むとスムーズに進められそうです。
今回は、データセットを単に 学習 するだけではなく、学習済みモデルを クラウドに発行 して、そのサービスを 利用 する手順まで紹介します。
開発には Azure Machine Learning Studio を使用します。
機械学習(深層学習でも基本的には同様)は、以下の流れで進めます。
このコンテンツでは、Azure Machine Learning Studio の FREE レベル を利用します。
Azure Machine Learning Studio の STANDARD レベル(有償)を利用すると、複雑なモデルを開発したり高速に学習したりすることができます。Azure Machine Learning Studio のレベルの差は こちら を参照してください。
STANDARD レベルでこのコンテンツを利用したい場合は、 STANDARD レベルの Workspace 作成手順 で Workspace を作成してから、上記の手順で進めてください。
間違いや更新の提案は、Issue、Pull Request でお知らせください。