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07_requestservice.md

File metadata and controls

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発行したサービスを利用する

前のステップ で、予測モデルをクラウドに発行しました。

ここからは、発行した Web サービスを呼び出してみます。
発行したサービスは REST API に対応しているので、多くの言語や環境から呼び出せます。

ここでは、以下のツールから呼び出してみます。

  • Azure Machine Learning Web Services ポータル
  • Excel
  • Postman

Azure Machine Learning Web Services ポータルからリクエスト

最初に Web サービスの動作確認を兼ねて、Azure Machine Learning Web Services ポータルからリクエストします。

  1. 前のステップ から続けて操作している場合は、Machine Learning Studio の Web Service 画面が表示されているはずです。
    [Test preview] をクリックします。
    Web Service

    一度 Machine Learning Studio を閉じていた場合などは、Machine Learning Studio の [WEB SERVICES] メニューを選択して、 "Titanic [Predict Exp.]" をクリックすると、上の画面に遷移できます。

    Studio Web Services

  2. Azure Machine Learning Web Services ポータルが表示されるので、[Test endpoint] を選択します。
    Web Services Portal

  3. Test Endpoint ページ が開きます。
    Web Services Test Page

  4. データを用意する 手順でダウンロードした test.csv データを、Excel などで開きます。 テストに使用する任意の行を決めます。(何行目でもかまいません)
    Open test.csv with Excel

  5. ポータルの Test Endpoint ページで、各パラメーターにテストデータを入力して、[Test Request-Response] をクリックします。
    Test Request-Response

  6. 予測モデルの Web サービスから応答が返ってきます。"Scored Label" が予測した値です。
    Test Result

いくつかのデータを試してみて、Web サービスが動作していることを確認します。


Excel からリクエスト

Machine Learning Studio の [Web Services] ページでは、クライアントとしてあらかじめ Excel が用意されています。
この Excel から Web サービスを呼び出してみます。

  1. Machine Learning Studio の Web Service 画面を表示します。 [Excel 2013 or later] をクリックします。
    確認画面が出た後で [名前を付けて保存] ダイアログが開くので、PC に保存します。 Web Services Page Excel Link

  2. 保存した Excel ファイルを開きます。
    保護ビューになっている場合は、[編集を有効にする] をクリックします。また、[新しい Office アドイン] ウインドウが表示された場合、Azure Machine Learning の[このアドインを信頼] をクリックします。 [Azure Machine Learning] 作業ウィンドウで、[Titanic [Predict Exp.]] をクリックします。
    Excel Work Window

  3. [Use sample data] をクリックします。自動的にサンプルデータが Excel のシート上に表示されます。
    Use Sample Data

  4. [Input] にデータを置いたレンジを指定します。例えば、"Sheet1!A1:F6" のように指定します。
    Fill Input

  5. [Output] に、予測結果を出力するレンジの左上のセルを指定します。例えば、"H1" のように指定します。続いて、[Predict] ボタンをクリックします。

    デフォルトでは "Auto-predict" がチェックされているはずです。もし外れていたらチェックしてから [Predict] をクリックしてください。

    Click Predict

  6. 指定したレンジに応答が表示されます。"Scored Label" が予測した値です。
    Excel Predict Result

入力は 5行である必要はありません。test.csv のデータも利用して挙動を確認してみてください。


Postman からリクエスト

Postman は Web API 開発環境です。 Postman から今回の Web サービスを呼び出してみます。

  1. まだ持っていない場合は、Postman をダウンロード、インストールします。

  2. Machine Learning Studio の Web Service 画面を開きます。

  3. [New Web Services Experience] をクリックします。Launch Web Services Portal

  4. [Use endpoint] をクリックします。
    Use Endpoint

  5. [Consume] ページの [Request-Response] にある [API Help] をクリックします。
    Click API Help

  6. "Request Response API Documentation" ページが開きます。このページの情報を参考に、Postman に必要な情報を埋めていきます。(以下、このページを API Document と呼びます)
    Request Response API Document

  7. Postman に以下の入力をします。

    区分 項目
    リクエスト メソッド POST
    リクエスト URL API Document ページの Request URI
    Headers Authorization "Bearer " + Consume ページの Primary Key
    Headers Content-Type application/json
    Body ("Raw" に切り替えて) API Document ページの Sample Request

    Postman Input 1
    Postman Input 2

  8. [Send] をクリックします。入力が正しければ応答が返ってきます。
    ValuesScored Labels の位置(Values の下から2個目の "1" または "0" の値)が予測した値です。 Postman Result


以上で、このコンテンツはすべて終了です。

機械学習のデータの用意、学習、クラウドへの発行、クライアントからの利用について、実際に操作してみました。
公式の Quickstart など他の資料も参照して、機械学習の理解を深めてください。

終わりに

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参考資料