web上でデモをご覧いただけます(スマホブラウザでの利用を想定しています) : https://github.com/OMUhumhum/D_2201_web#look-for-stars-d_2201-web-archive *)現在はデモを改良し、 マップの色が動画と異なっています。デモではマップが見えているところは星が見えやすく、マップが黄色くなっていくにつれ星が見えにくくなることを示しています。
「今夜、星を見に行こう」 Look for Starsは衛星画像や土地情報から星が綺麗に見える場所を計算し、皆さんのいる場所から最適な天体観測スポットをお勧めしたり周りの人と綺麗な星空をシェアしたりするアプリケーションです。
田舎に旅行したけど、どこに行ってもあまり星が見えなかった。そんな経験から衛星画像を活用すれば星の綺麗な場所が分かるのではと思いつきました。 星が見たい!でも星が綺麗に見える場所がわからないという人が、自分が今いる場所から近くにある天体観測スポットを探したり、口コミで天体観測ができる穴場を発見したりできるアプリケーションです。
JPhacksD_2201.mp4
- 特長1 人工衛星が取得した衛星画像から、町の明かりが少なく星が見えやすいスポットを見つけられる
- 特長2 土地の情報から星が綺麗に見えるところをマップ上に表示してくれる
- 特長3 お気に入りスポットをみんなにシェアできる「ほしぞらSNS」
- 特長4 行きたい地点・行った地点をブックマークできる
突然星を見たくなった時近場ではどこが一番星を綺麗に見えるのか分かります。また、遠出して星が見たいときにどこへ旅するのがよいのかわかります。
- 展望1 衛星画像から街の明かりだけでなく町の夜景(明るさ+建物や地形の高低差)、魚の密集地(海の色の変化)、渋滞状況(道路に含まれるほかの色の割合)も表示し、より旅を充実できるアプリにしたい
- 展望2 曇り予報をアプリの地図上に表示し、任意の時間で星を見えるか確認できるようにしたい
- 展望3 投稿された夜景数が多ければより便利なアプリになるので、思わず夜景をUpしたくなるような機能を導入したい
- 展望4 投稿数に応じて読み込み上限やブックマーク上限を開放したりできるPro会員機能を導入したい
- 展望5 自分たちが開発した衛星で撮影した写真を使って最新の情報を提供したい
- 展望6 国際宇宙ステーションなどの特定の衛星が見える場所や他天体の見える方向などを表示したい
- 展望7 同じ条件で撮影した複数の夜景と衛星、地形情報を学習させ、周辺地域の明るさも計算に含めた機械学習モデルを導入しより精度を向上したい
- 衛星画像だけではなく、土地情報や大気中のエアロゾルの量からも星が見えるかどうかを判断しました。
- ただ星の綺麗なスポットが見えるだけでなくSNSコミュニティとして機能するようにスポットの投稿機能やコメント機能を実装しました
- 地球観測衛星 Sentinel-2A 及び 2B (コペルニクス計画)
- 気象変動観測衛星 しきさい(GCOM-C1)
- 全地球測位衛星 GPS
- Python(データの事前処理)
- Dart(アプリケーション)
- javascript(開発用)
- 天気API(OpenWeatherMap)
- JLL様提供土地利用データ
- エアロゾル光学的厚さAPI(人工衛星"しきさい")
- MapQuest様提供API
- 地球観測衛星Sentinel-2 取得データ
- Dart(Flutter)
- flutter_map
- latlong2
- open_weather_api_client
- FlutterFlow
- Python
- geojson
- geopandas
- sentinelsat
- rasterio
- jupyter(Google Colab)
- iOS
- Android
- Web
- 衛星画像や土地情報から星の見えやすさを算出するプログラム
- 提供されたAPIの地図上にスコアを可視化するレイヤー
- UIに用いた絵のデザイン
衛星画像を活用して出来ることはもっと沢山あると思っています。 人工衛星を開発運用しているチームとして、これからも衛星が人々にもたらす利点をより追究したいなと思っております。