QuestionAnswerTranslatorを API サーバーとする Web アプリケーションを構成する。
名称 | バージョン |
---|---|
Node.js | 20.10.0 |
React | 18.2.0 |
Typescript | 5.1.3 |
Web アプリケーションをデプロイした GitHub Pages を構築する事前準備として、以下の順で初期構築を必ずすべて行う必要がある。
- API サーバーの Azure リソース構築
- リポジトリの変数設定
QuestionAnswerTranslator の Azure リソース環境構築の構築手順に従って、API サーバーの Azure リソースを構築する。
QuestionAnswerPortal リポジトリの Setting > Secrets And variables > Actions の Variables タブから「New repository variable」ボタンを押下して、下記の通り変数をすべて設定する。
変数名 | 変数値 |
---|---|
API_URI | QuestionAnswerTranslator の API Managementqatranslator-je-apim の Gateway URL |
AZURE_AD_SP_MSAL_CLIENT_ID | QuestionAnswerTranslator で発行した QATranslator_MSAL のクライアント ID |
AZURE_TENANT_ID | Azure ディレクトリ ID |
GitHub Pages を構築せず、localhost の 3000 番のポート上で Web サーバーを起動することもできる。 以下では、QuestionAnswerTranslator の localhost 環境構築に従って、localhost の 9229 番のポート上で API サーバーを起動したもとで、localhost に Web サーバーを構築・削除する手順を示す。
- 環境変数
VITE_API_URI
に API サーバーのオリジンを記載したファイル.env
を、QuestionAnswerPortal リポジトリ直下に保存する。 例えば、API サーバーを localhost の 9229 番のポート上で起動し、http://localhost:9229/api
をエンドポイントに持つ場合、以下の通りに指定する。VITE_API_URI="http://localhost:9229"
- ターミナルを起動して以下のコマンドを実行し、npm パッケージをインストールする。
npm i
- 2 のターミナルで以下のコマンドを実行し、localhost に Web サーバーを起動する。実行したターミナルはそのまま放置する。
npm run dev
構築手順の 3 で実行したターミナルに対して Ctrl+C キーを入力すると、localhost に起動した Web サーバーを停止・削除できる。
Swagger UI参照。
初期構築以前の完全なクリーンな状態に戻すためには、初期構築で行ったサービスプリンシパル・変数それぞれを以下の順で削除すれば良い。
- リポジトリの各シークレット・変数の削除
- API サーバーの Azure リソース削除
QuestionAnswerPortal リポジトリの Setting > Secrets And variables > Actions より、Variables タブから初期構築時に設定した各変数に対し、ゴミ箱のボタンを押下する。
QuestionAnswerTranslator の Azure リソース環境構築の削除手順に従って、API サーバーの Azure リソースを削除する。