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Takeshi HASEGAWA edited this page May 13, 2016 · 3 revisions

IkaWatcher

IkaWatcher は、指定したディレクトリを監視します。新しいビデオファイルを検出したら IkaLog.py を実行してビデオファイルを解析します。

IkaWatcher の主なユースケースは、下記のシチュエーションで、 stat.ink への投稿などを行いたい場合が想定されます。

  • IkaLog にキャプチャデバイスを使わせたくない。他のソフトウェアで録画した動画を IkaLog で後で処理する場合の自動化。
  • OSのキャプチャデバイス機能を準拠しておらず IkaLog と互換性がないキャプチャデバイスを利用している場合。専用ソフトウェアで録画し、後で IkaLog で処理する場合の自動化。
  • コンピュータAでビデオを録画し、コンピュータBで IkaLog を実行したい場合。

おことわり

IkaWatcher を動作させるためには IkaLog を GitHub から入手し、実行環境を準備する必要があります。これらの手順については Wiki 上の情報を確認してください。個別の環境構築サポート依頼には応じません。

IkaWatcher 実行の準備

IkaConfig.py の設定

IkaWatcher から起動される IkaLog が参照する設定ファイル IkaConfig.py を記述します。以下は stat.ink に最低限の投稿を行う設定例です。

OUTPUT_PLUGINS.append('StatInk')
OUTPUT_ARGS['StatInk'] = {
    'api_key': '(your API key here)',
}

IkaConfig の設定方法についての最新ドキュメントは en_IkaConfig にあります。

IkaWatcher の実行方法

コマンドライン

dhcp44-80:IkaLog_github12 hasegaw$ ./tools/IkaWatcher.py --help
usage: IkaWatcher.py [-h] --video_dir VIDEO_DIR [--video_ext VIDEO_EXT]

optional arguments:
  -h, --help            show this help message and exit
  --video_dir VIDEO_DIR, -d VIDEO_DIR
  --video_ext VIDEO_EXT, -e VIDEO_EXT
オプション 説明 設定例
--h, --help ヘルプを表示します。
--video_dir VIDEO_DIR
-d VIDEO_DIR
監視先となる、ビデオファイルが置かれるディレクトリを指定します。(必須) -d ~/Videos
--video_ext VIDEO_EXT
-e VIDEO_EXT
ビデオファイルに付けられる拡張子を指定します。 -e .avi

実行例

コマンドラインからオプションを指定し実行します。

dhcp44-80:IkaLog_github12 hasegaw$ ./tools/IkaWatcher.py -d videos/
==== Started IkaWatcher ====
Automatically run IkaLog when the following files are created.
Target video files: videos/*.mp4

IkaWatcher 動作中、パターン(例: videos/*.mp4)にマッチするビデオファイルが生成されると、 IkaWatcher が IkaLog.py を起動してビデオファイルを処理します。実行されるコマンドは下記相当となります。

$IKALOG_PATH/IkaLog.py -f ビデオファイル.mp4

IkaLog は、 IkaConfig.py のパラメータで動作します。ビデオファイルを処理し、 stat.ink 投稿が有効となっていれば、解析内容が stat.ink に投稿されるなどのアクションが実行されます。

IkaWatcher を終了する場合は Ctrl-C を押下します。

^C==== KeyboardInterrupt ====
dhcp44-80:IkaLog_github12 hasegaw$