手っ取り早く簡単に言ってしまえば、自分の変更点をマージ(合体)してもらう依頼を出す事です。
ちなみにPull requestはGitの機能ではなく、GitHubの機能です。
例えば、チームである一つの製品を開発していたとします。
ある日、機能を追加することになり、リリースBranchのあるファイルの変更を行いました。
ですが、いきなりmasterを変更するとある問題が発生します。
他の人が変更を検証しないで良いのだろうかという問題です。
何故、他の人による検証が必要なのか。
それは「自分はこれが正しいと思っていたから、動くと思って編集したら不具合が起きた。」というのを防ぐためです。
他の人にコードをレビュー(検証)してもらってから、マージするためにPull requestを用います。
主に以下の機能があります。
・作業内容を他のメンバーに通知する
・ファイルの変更箇所の可視化
・レビュー担当者からのコード修正依頼
・レビュー状態、担当者の表示
...などなど他にも色々あります。
それでは、「3. 編集して、Commitする。」で行った変更を実際にPull requestしてみましょう。
「New pull request」ボタンを押す。
どのBranchからどこのBranchに投げるのかを選択。
※Forkとかでやった人でうまく選択できない場合、「compare across forks」を選択してみましょう。
Pull requestのタイトルと、説明を書く。
どのような変更をしたのか、どのような機能を追加したのかを書くといいでしょう。
レビュー担当者がいる場合はここで選択しましょう。
「Create pull request」ボタンを押す。
これでPull requestを投げる事ができました。
これでPull requestを投げる作業は終了です。
Pull requestsタブを選択してみましょう。
どうでしょうか。先程入力したタイトルが表示されて、無事Pull requestが送信されている事が分かります。
タイトルをクリックすると詳細(Create pull requestを押した後の画面)を見ることもできますよ。
今回は一通り、Pull requestを投げてみました。
次は「5. マージ(合体)する」をやってみましょう。