diff --git a/reference/openssl/functions/openssl-open.xml b/reference/openssl/functions/openssl-open.xml index 70d3ffce0f..7d0d696aa8 100644 --- a/reference/openssl/functions/openssl-open.xml +++ b/reference/openssl/functions/openssl-open.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + @@ -20,14 +20,14 @@ stringnulliv&null; - openssl_open は、キー ID - private_key およびエンベロープキー - encrypted_key に関連する公開鍵を使用して、 + openssl_open は、 private_key を使用して + encrypted_key から復号されたエンベロープキーによって data をオープン(復号)します。 - その上で、output を復号化したデータで埋めます。 - エンベロープキーは、データがシール(暗号化)された際に生成され、特定の - 一つの公開鍵でのみ使用することが可能です。詳細な情報については、 - openssl_seal を参照ください。 + 復号は cipher_algoiv を使用して行なわれます。 + IV は暗号方式が要求する場合にのみ必要です。復号されたデータは output に + 格納されます。エンベロープキーは通常、秘密鍵に関連付けられた公開鍵を用いてデータがシール(暗号化) + されたときに生成されます。 + 詳細は openssl_seal を参照ください。 @@ -39,6 +39,7 @@ data + シール(暗号化)されたデータ。 @@ -46,7 +47,7 @@ output - 成功した場合、オープンしたデータをここに返します。 + 成功した場合、オープンしたデータをこのパラメータのリファレンス変数として返します。 @@ -54,6 +55,7 @@ encrypted_key + private_key を用いて復号できる暗号化された対称鍵。 @@ -61,6 +63,7 @@ private_key + encrypted_keyの復号に用いられる秘密鍵。 @@ -68,10 +71,10 @@ cipher_algo - 暗号化方式 + dataの復号に使用される暗号化方式。 - デフォルト値 ('RC4') はセキュアでない値です。 + PHP 8.0 以前のデフォルト値 ('RC4') は安全ではありません。 明示的にセキュアな暗号化方式を指定することを強く推奨します。 @@ -82,7 +85,9 @@ iv - 初期化ベクトル。 + データの復号に用いられる初期化ベクトル。暗号方式が IV を要求する場合に必要です。 + これは cipher_algoopenssl_cipher_iv_length + を呼び出すことで確認できます。 @@ -139,24 +144,19 @@ ]]> diff --git a/reference/openssl/functions/openssl-seal.xml b/reference/openssl/functions/openssl-seal.xml index 98eeb0fd5b..ff2e0a4132 100644 --- a/reference/openssl/functions/openssl-seal.xml +++ b/reference/openssl/functions/openssl-seal.xml @@ -1,6 +1,6 @@ - + @@ -20,15 +20,14 @@ stringiv&null; - openssl_seal は、ランダムに生成された秘密鍵 - および指定した cipher_algo を使用して data をシール(暗号化) - します。このキーは、public_key を ID とする - 公開鍵で暗号化されます。 - それぞれの暗号化されたキーは encrypted_keys で返されます。 - これは、暗号化されたデータを複数の受信者に - 送信できることを意味します(この際、各受信者は送信側に公開鍵を - 提供します)。各受信者は、暗号化されたデータとその受信者の - 公開鍵で暗号化されたエンベロープキーを受け取る必要があります。 + openssl_seal は、指定された cipher_algo を使用して + ランダムに生成された秘密鍵で data をシール(暗号化)します。 + その鍵は続いて public_key 配列内の各公開鍵で暗号化され、 + それぞれ暗号化されたエンベロープキーは encrypted_keys パラメータの + 変数リファレンスに返されます。これによって、(公開鍵が利用可能なら) 複数の受信者にシールされた + データを送信できます。各受信者は、シールされたデータと受信者の公開鍵で暗号化されたエンベロープキー + の両方を受け取らなければいけません。 + 生成された IV (初期化ベクトル) は iv パラメータの変数リファレンスに返されます。 @@ -76,7 +75,7 @@ 暗号化方式 - デフォルト値 ('RC4') はセキュアでない値です。 + PHP 8.0 以前のデフォルト値 ('RC4') は安全ではありません。 明示的にセキュアな暗号化方式を指定することを強く推奨します。 @@ -87,8 +86,15 @@ iv - 初期化ベクトル。 + データの復号に用いられる初期化ベクトル。暗号方式が IV を要求する場合に必要です。 + これは cipher_algoopenssl_cipher_iv_length + を呼び出すことで確認できます。 + + + 初期化ベクトルは明示的に設定できません。設定された値はランダムに生成された値で上書きされます。 + + @@ -151,26 +157,18 @@ 0) { + // $sealed と $iv の値を格納し、後で openssl_open で使用することもできます。 + echo "success\n"; +} ?> ]]>