本文書は、一般社団法人日本CTO協会(以下、当協会)の理事、監事、事務局メンバー、および会員のみが参加するクローズドなSlackワークスペース(以下、CTOA Communityワークスペース)において、参加者に期待される言動について記載したものです。
- 本協会の会員は、前身のFacebookにおける「CTO会」グループのメンバー数に鑑みると、個人会員だけでも早期のうちに数百名に達する見込みです。そして、当協会の会員となった全ての方々にSlackアカウントを発行し、コミュニケーションの場を提供します。そのため、大規模コミュニティとなることを前提とした言動についての期待を、本文書においてあらかじめ明文化します。
- CTOA Communityワークスペースは、フリープランを利用しています。そのため、有料プランにおいて提供されている機能は利用できません(たとえば、プロフィール項目のカスタマイズ、ワークフローの利用、統計情報の閲覧、ユーザーグループの設定等)。
- CTOA Communityワークスペースを含むオンラインコミュニティマネージャーは、当協会理事の栗林健太郎(Slack上での表示名「あんちぽ」、氏名「栗林 健太郎 Kentaro Kuribayashi antipop」)が担当しています。不明点やご提案など、お気軽にお寄せください
- CTOA Communityワークスペースにおけるユーザアカウントのメールアドレスは、当協会の会員リストとの照合を行なう必要がありますので、入会時に用いたメールアドレスと同じものを使うようにしてください。既に加入した方については、もしメールアドレスが異なる場合は、どちらかにそろえるべく更新してください。
まず、CTOA Communityワークスペースに加入するとデフォルトでジョインするチャンネルのうちのひとつ#introduction
で、自己紹介をしましょう。
- 氏名、ハンドルネーム等、あなたをアイデンティファイする識別子
- 所属および所属先での肩書
- 当協会での活動を通じて達成したいこと
- その他、あなたのひととなりを知れること
以下の4項目を必ず設定しましょう。
- 氏名 (英語UIでは
Full Name
)- 以下の3つを半角スペース区切りで記載してください
- 本名
- 本名のローマ字表記
- ハンドルネーム
- 例: 栗林 健太郎 Kentaro Kuribayashi antipop
- 以下の3つを半角スペース区切りで記載してください
- 表示名 (英語UIでは
Display Name
)- できるだけ多くの参加者があなたのことをアイデンティファイできると思われる識別子
- 例: あんちぽ
- 役職・担当 (英語UIでは
What I do
)- 所属および所属先での役割
- 例: 日本CTO協会理事、GMOペパボ取締役CTO
- プロフィール写真 (英語UIでは
Profile photo
)- なんらかの写真・画像を行動規範、および、著作権法に抵触しない限りにおいて、設定してください
- 顔写真である方が、イベント等でのコミュニケーションの円滑化につながるため、望ましいです
氏名欄に本名、ローマ字表記、ハンドルネームを入れておくことで、メンション時の補完がそのいずれでもひっかかるようになるため、効率的です。また、表示名については広く知られた名前を使うことで、誰の発言なのかがわかりやすくなります。あわせて、所属についても明記しておきましょう。
その他の項目については、オプショナルとします。ご自身の判断で設定してください。
CTOA Communityワークスペースに加入すると、デフォルトで以下のチャンネルにジョインすることになります。
#announcement
: 参加者全員へのお知らせを流すチャンネルです。#introduction
: 新入会員が自己紹介をするチャンネルです。#random
: 特にトピックを定めないチャンネルです。「どこが適切かわからないがなにかいいたい」という場合は、このチャンネルで発言するとよいでしょう#contact
: 当協会の理事および事務局への問い合わせに用いるチャンネルです。不明点やご提案など、お気軽にお寄せください
その他のパブリックなチャンネルへの参加・離脱は、ご自由に行ってください。
CTOA Communityワークスペースでは、原則としてオープンかつ積極的なコミュニケーションを推奨します。
- 命名規約
- 運営用チャンネル: プレフィックスなし
- トピック用チャンネル: プレフィックスあり
- industry: 業界別の話題
- mgmt: マネジメントに関する話題
- stage: 企業ステージ別の話題
- tech: 技術の話題
- topic: 一般的な話題
- wg: ワーキンググループ
- 新規作成
- パブリックチャンネル
- パブリックチャンネルの作成については、制限はかけません。
- ただし、似たようなトピックについて語られているチャンネルが既に存在するかどうかは、あらかじめ確認しましょう
- プライベートチャンネル
- 上述の通りCTOA Communityワークスペースではオープンかつ積極的なコミュニケーションを推奨しますので、原則として、プライベートチャンネルを作成しないようにしてください(管理者のみが作成できる設定があるはずなのですが、フリープランでは使えないようです)
- ただし、運営上必要なチャンネルについては、例外的にプライベートチャンネルを利用します(理事間の連絡や事務局の運営において必要かつ秘匿性が求められる事項)
- パブリックチャンネル
前述の繰り返しになりますが、CTOA Communityワークスペースでは、原則としてオープンかつ積極的なコミュニケーションを推奨します。特に必要のない限り、DMの利用は控えましょう。
CTOA Communityワークスペース参加者には、明示的かつ寛容なコミュニケーションを期待します。
- メンション
- 個人へのメンション: 特定の人(々)に向けた発言については、遠慮なくメンションを飛ばしましょう
@channel
および@here
: あなたが必要だと判断するなら、必要に応じて利用してください(後述の「自社プロダクト、イベント等の宣伝について」もご参照ください)
- 通知
- Slackアプリの「環境設定」→「通知」から、通知されるべき項目、通知をしない時間帯、音声・表示等の通知方法を設定できます
CTOA Communityワークスペースでは、遠慮して発言を控えることよりも積極的な発言を推奨します。個々人のコミュニケーションについてのポリシーの実現については、設定を変更する等のSlackによって提供されている機能によって行ってください。
CTOA Communityワークスペースにおけるコミュニケーションの活性化を図る取り組みについて、積極的に推奨します。
行動規範、および、著作権法に抵触しない限り、自由に追加してください。
参加者全員が設定できるようにしています。ワークスペース内でグローバルに適用されることに留意した上で、ご自由に設定してください。
たとえば、コミュニティ参加者に関するドキュメントを参照しやすくするために、以下の設定をしています。
- 「Slack利用ガイドラインはどこ?」という発言に対して、Slack利用ガイドラインのURLを返す
- 「行動規範はどこ?」「Code of Conductはどこ?」という発言に対して、行動規範(Code of Conduct)のURLを返す
コミュニケーション活性化のためのボットを作成・導入することについて、おおいに推奨します。必要に応じてAPIキーを発行しますので、#contact
チャンネルにおいて、以下についてオンラインコミュニティマネージャーにお知らせください。
- ボット作成の目的、内容
- 必要なAPI権限
当協会の会員のたずさわる会社やプロダクトの成長や、関わりのあるイベントの盛況を支援することも、CTOA Communityワークスペースの目的のひとつです。そのため、下記の内容を踏まえた上で、積極的に宣伝することを推奨します。
- 宣伝したい対象が、その宣伝を受け取る参加者にできるだけマッチする粒度で発言するようにしましょう
- その宣伝を受け取るひとにとって、新たな情報を得られる等の明確なメリットがある形で発言するようにしましょう
- どこでどう宣伝するのが適切かわからない場合は、なんでも宣伝してOKな
#topic-senden
というチャンネルがありますので、そちらをご利用ください
上記を踏まえない宣伝行為は、あなたが宣伝したい対象へのマイナスイメージを喚起することにつながります。ご留意ください。
セキュリティ保護のため、以下の設定をカスタマイズしています。
- 2要素認証を必須にしています
- ファイルの外部共有ポリシーについて、パブリックファイルのURLの作成を無効にしています
情報漏洩を防ぐための処置です。ご理解くださいますようおねがいします。
本ガイドライン(および、行動規範)に抵触する行為については、当協会のオンラインコミュニティマネージャーへダイレクトメッセージを送ってください。下記の通り取り扱います。
- 課題解決に必要なため、当協会の理事および事務局に限り、内容を開示します
- 通報者が誰であるかは、通報者の明示的な同意なく明かすことはありません
本ガイドラインへの著しい抵触行為については、行動規範への抵触と同様の取り扱いを行うことがあります。
GitHub上で当協会が管理するオーガニゼーション内のリポジトリ(cto-a/community-management-resources)へのイシューやプルリクエストにより、お寄せください。
本文書は、Creative Commons — 表示 4.0 国際 — CC BY 4.0の下で配布されています。当該ライセンス従う限り、自由に利用できます。