リリース用テストスイートと自動化スクリプトの作成

[dynamis]

自動テスト手順を定義していく中で、具体的に以下の作業が必要

• どのピンで何をテストするのか定義する
  • IN/OUT に使用する GPIO ピンのリストを決める (サポート予定のピン全部)
  • I2C でテストするデバイスリストを定義する (基本的には example に入っているもの全部)
• テストスイートを実行するための配線を定義、実配線したものを用意する
  • @satakagi 特製テストキットを作成
  • 一般的なブレッドボードなどで出来る配線も定義
  • 実機サンプルを用意して WebDINO オフィスに保管
• テスト用の Web ページ群を用意する
• テスト用 Web ページ群を自動で順番に表示するスクリプトを用意する
  • web driver か pepetter でやると良いはず
• 使い方・手順説明をリリース手順書の中に書く

[dynamis]

実際のテスト手順はこんな感じだった:

• 次の写真のように配線をする
  • ...
• i2cdetect -y -r l
  • 次の 13 デバイスを認識する: 29, 2a, 38, 39, 3c, 40, 41, 48, 49, 53, 5a, 73
  • 73 番のデバイスは初期化に時間がかかるので検出しない場合は暫く待ってから再度実行して確認する
• ブラウザで http://localhost に接続し、testSet/testall.html を開く
• nextText ボタンをして一つずつ iframe 内のサンプルコードで GPIO 入出力、I2C センサーを順番に確かめる
  • GPIO の LDE blink のテストページのボタンは start, all 以外はテスト用のではないので使わない
  • タッチセンサーは初期化が遅いので
  • 紫外線センサーは屋内だと 0, 1 とかぐらいしか出ないが気にしない。

[satakagi]

一般的なブレッドボードなどでできる実態配線図(GPIO部) 抵抗は1KΩ
プルアップの１ケタ番台のポートと、プルダウンの２ケタ番台のポートは回路が異なります。

回路図は以下です。

I2Cのほうは定義するまでもないですね。

I2C部も組んだもの　ただしLEDは４個だけです

ちょっとプルアップが適当ですが、テストはちゃんとできます。

[satakagi]

追伸：
I2Cデバイスは、そのままだとアドレスが衝突するものがいくつかあるので、下表のようにボード上でジャンパを飛ばしてアドレスを変更しています。

Device	NativeAddr	ChangedAddr
ADT7410	0x48	=>test brd:0x49
ADS1015	0x48
VEML6070	0x38, 0x39
S11059	0x2a
PCA9685	0x40	=>test brd:0x41
grove-touch	0x5a
grove-oledDisplay	0x3c
grove-gesture	0x73
grove-light	0x29
grove-accelerometer	0x53
GP2Y0E03	0x40