diff --git a/md_text/3-5.md b/md_text/3-5.md index 607b6164..e72ce65e 100644 --- a/md_text/3-5.md +++ b/md_text/3-5.md @@ -183,8 +183,6 @@ HTMLの根幹となる重要な機能のひとつがハイパーリンクです `rel`属性は、リンクの種類、リンク先とこの文書との関連性を示します。属性値は「リンクタイプ」(link types)です。リンクタイプについては、後述の「リンクタイプ」で詳しく説明します。 -なお、古いHTMLでは`rev`属性で`rel`とは逆向きのリンクを与えることができましたが、現在のHTML仕様では`rev`属性は廃止されています。 - ### `referrerpolicy`属性 `a`要素と`area`要素、`link`要素で`referrerpolicy`属性を利用すると、リンク先に送信するHTTP Refererを制御することができます。`rel=nofollow`を指定することでもRefererの送信を抑制できますが、`referrerpolicy`属性ではさらに細かい制御が可能です。 @@ -311,8 +309,6 @@ https://drafts.csswg.org/cssom/#css-style-sheet-collections このリンクタイプを`a`要素、`area`要素で用いた場合は、最も近い祖先の`article`要素の著作者を指すものと解釈されます。`article`要素の外で用いられているときは、HTML文書全体の著作者を指します。 -古いHTMLでは同じ意味で`rev=made`が使われていました。現在のHTMLでは`rev`属性は廃止されていますが、互換性のために、ブラウザーは`rev=made`を`rel=author`と同じ意味に解釈します。 - 古いブラウザーの中には、これを解釈し、文書の著作者に即座に電子メールを送信できる機能を持つものがありました。現在のブラウザーはそのような機能をほとんどサポートしていませんので、無理に指定する必要はないでしょう。 ### リンクタイプ`bookmark` @@ -623,12 +619,12 @@ HTML仕様に示されたキーワード以外にも、microformats wikiのexist 古いHTMLでは、`rev`属性で`rel`属性と逆向きのリンクを示すものがありました。よく使われていた用例として、以下のようなものがあります。 ```html - + ``` -このようにすると、作者のメールアドレスを示すことができます。非常に古いブラウザーの中には、上記の記述を解釈して作者にメールを送ることができるものもありました。 +現在のHTML仕様では`rev`属性は廃止されており、`rev`属性は逆向きの`rel`属性に書き換えることができます。 -ほとんどの場合、`rev`は`rel`に書き換えることができます。たとえば上記の場合、`rev=made`のかわりに`rel="author"`として表現することができます。`rev`を使用している文書をメンテナンスする場合は、`rel`に書き換えて表現します。 +上記の場合、`rev="made"`の代わりに`rel="author"`として表現することができます。なお、互換性のために、ブラウザーは`rev="made"`を`rel="author"`と同じ意味に解釈します。 ## リンク利用時のアクセシビリティ上の注意点