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社会的投資収益率(SROI)
社会的投資収益率(SROI:Social Return on Investment)はよく知られた貨幣化技術の1つで、この手法を最初に取り入れたのはアメリカのベンチャーフィランソロピー《ロバーツ・エンタープライズ開発ファンド》(REDF)だ。SROIの狙いは社会的投資が生み出せるリターンを評価するところにある。企業投資により期待される、あるいは実現する金銭的利益を評価するために用いられる投資収益率(ROI)と概念的には似たものだ。SROIの計算方法はいろいろあるが、一般的にはプロジェクトが生み出すインパクトを、投資された金額で割る方法で算出される。SROIが大きければ多いほど、1ドル当たりのインパクトは大きい。REDFのSROIフレームワークは、構築された当初には6つの主要な測定基準で構成されていた。企業価値、社会目的の価値、複合的価値、企業収益指数、社会目的指数、複合的収益指数(※8)。それぞれの価値が算出され、10年という期間について割り引かれる
Amazon.co.jp: インパクト投資 社会を良くする資本主義を目指して (日本経済新聞出版) eBook : ロナルド・コーエン, 斎藤聖美: Kindleストアを読んだ。
インパクト投資入門は、そういう企業の紹介的な本だったけど、こちらの方は実践の仕方についての本だった。インパクト投資 = 計測という印象が強かったけど、まさにその話が多くて、パフォーマンス計測とかそういう話が好きな人は読むと面白いと思う。
なぜ測定するか
なぜ測定するのかという話が良かった。
次の3つの目的に大体集約されるという話。
また測定対象は
というのもよかった。
これ自体は、パフォーマンス計測とか他の話でも結構利用できる概念。
何かを改善するときに、まずは計測から入るのがよくあることだけど(推測するな、計測せよ)、それを説明する感じになっててよかった。
ウェブサイトのパフォーマンス改善とかは、まさに測定対象をかなり意識するところからスタートしたりすることが多い。
遅いと感覚ではわかっていても、それが測定可能じゃない場合は改善が難しいという感覚がある。
測定とプロセス
ゴールを明確にする
セオリーオブチェンジの話はちょっと難しくてよくわからなかったけど、分析手法に出てきたロジックモデルの手法は参考になった
測定手法の分類
インパクト投資とリターン
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