40歳からの「転職格差」 と 50歳SEの生き方 を読んだ #16
azu
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40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 #14
久松剛さんのブログでよく推薦図書としてでてきてたので読んでた。
この本は特にプログラマーとかSEとかに限った話じゃなくて、色んな職種がテーマになってる。
この書籍の特徴としては、一般的、平均的な40歳の転職について書かれてる感じ。
35歳定年説がなくなったとかの話は、その話の出どころに偏りがあるかもしれないので、冷静に見ましょうねってスタンスの話があった。
とか
転職マーケットの市場規模
日本の転職、中途採用のマーケットは大体120万ぐらいという話が面白かった。
職業別就業者数が6500万人ぐらいなので、意外と小さいマーケットなのかなと思った。
2030年の労働市場と人材サービス産業の役割」と05.人材ビジネスの市場規模・事業展望|Works University 人材ビジネス講義|リクルートワークス研究所を見た感じの年間就職者数だと次のような感じ。(どっちもデータの出典は同じだけど、年度が違うっぽい)
これは、新規就職とかも入ってると思う。
統計局ホームページ/労働力調査(詳細集計) 2021年(令和3年)4~6月期平均結果の年齢階級別転職者数及び転職者比率(エクセル:21KB)によると年間の転職者数はだいたい 200万 ~ 400万人ぐらい。
これは転職者数なので、転職市場規模とは異なるだろうけど、転職、中途採用のマーケットの120万人という話はどこ出典なのかよくわからなかった。
転職マーケットは結構小さく感じる。
100万人前後だと、だいたい年間の出生数と同じぐらいの数値。
120万人の分類の話で、
縁故(リファラル)とホームページ経由って意外と多いんだなーとか思った。
最近だとYOUTRUSTとかMeetyとかよく見るようになったので、求人広告周りも変わってる感じがする。
Watntedlyとかの求人メディアとして曖昧な感じなところも、次の議論とかでどっちかに寄ってくる気がする。
反例
これは、なんかこの書籍はいろいろな反例として読むと面白いなと思った。
ブーメラン
とか
全然書籍の本筋とは関係ないけど、転職業界ってなんか回転する単語がやたらでてきて面白い
その他
最後の方は、
転職市場は、 35 歳、 40 歳、 45 歳、 50 歳、 55 歳と5歳刻みで求人数が半減していくので、
異業界、異職種への転職でも役立つポータルスキルも大事だよって話とかのアドバイス的な話だった。
現実の話の比重を置いている書籍だなと思った。
この本の反例にあたる50歳SEの生き方 #15 も一緒に読んで、比較しながら感想書いてみた。
50歳SEの生き方 #15
こっちも久松剛さんのブログでよく推薦図書としてでてきてたので読んでた。
40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 #14 と一緒に合わせて読んでいた。
40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 #14 がちょっと暗めの話に対して、50歳SEの生き方は明るめな話が中心だった。
50代(2020年前後)の人は、バブル期に未経験で一斉採用された人が多いというのが特徴的らしい。
結構割合多いんだなーと思った。
インタビュー中心の内容
内容は50代SEの人にインタビューをして、その内容を中心にかかれている感じ
というテーマ通り、読んでいて結構楽しかった。
「50歳SEの生き方」というタイトルなので、ちょっと暗そうな感じがしたけど、インタビュー中心でエッセイ的な感じなので軽く読めて面白い本だった。
特にAGC株式会社の三堀さんの話が良かった。
この辺の、欲しくなった段階で探すのはちょっと遅くて、日頃から触っておいて欲しいタイミングで使えるようにしてみるという話がよかった。
この本のインタビューで出てくる人は、部長とかそういう感じの役職の人が多かったので、
40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 #14 だと35歳定年説の反例として扱われていた人が多いかも。
(でも、自分はジェネラリストと言う人が多かったかも)
あと、タイトルどおり"50 代に入って痛感する「体力」「気力」の減退"とか、更年期障害の話、定年、雇用延長と再雇用の違いとか、タイトルっぽい年齢向けの話が書かれて面白かった。(コラムで差し込んだりするのが面白い)
その他
このロールモデルがいないという話はどの年代でも聞くような気がするけど、逆にロールモデルがちゃんとイメージとしてある年代ってあるのかな?
WORK DESIGNでは女性のロールモデルの話があった。
実際にロールモデルとなる人を頻繁に見ることで、見た人への影響があったという話。
このロールモデルの介入効果は、実際にそのロールモデルにふれる機会がないと効果が出にくいと考えられている。
なので、役員会とか普段あんまり見えない人だと、実在はしてても介入効果が起きにくいのかもという話があった。
この辺のロールモデルの話は一般社団法人Waffleさんに寄付するときに調べてphilan.netのコメントに書いてた。
﨑山さんの話で、自分を変える能力はどんどん低下するので、周りの環境を変えましょう?という話がなんか面白かった。
この書籍は、柔軟性(そう解釈した。この柔軟性の取り方が色々あると解釈)が大事だよって言ってる人が多かったかもしれない。
40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人 #14 では、こだわりを持ちすぎて転職に失敗するケースの話とかもあったので、そういうところも一緒に読むと面白いかもと思った。
#14 ではポータブルスキルの話だったけど、こっちでも一つの専門性だけだと辛いという話が最後の方ででてきた。
ダブルメジャー(複数専攻)だったり、ダブルワーク(今まで技術が8割だったら、それを6割とかに落として他の割合を増やす)、改めて基本的なビジネスマナーを学んでみてはという話があった。
この辺の異業界、異業種の話へ展開していくのは、40歳と50歳どっちの本もちょっと似た話をしているかも。
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