開発者向けドキュメント: 利用可能なライブラリライセンス

[tarepan]

概要

外部ライブラリ選定にあたり、利用可能ライセンスのリストが必要.
現状では検討がほぼなされていない.
リストアップおよびREADMEへの記載を要望.

内容

外部ライブラリの選定（例: #135）にあたり、外部ライブラリのライセンス検討が必要です.
VOICEVOXライセンスが LGPL v3 or 個別ライセンス であるため、GPL等、利用不可のライブラリが出てきます.
以下の3つのfeatureにより、この問題を解決できると考えます.

• 個別ライセンスの概要開示
• VOICEVOXで利用可能なライブラリライセンスの線引き明示
• READMEへの記載

個別ライセンスの要件によって利用可能範囲が全く異なります. 例えば、外部ライブラリの著作権表記を不要にする必要があるならMITライセンスは利用できません.
個別ライセンスの概要を開示することで、そこの検討が可能になると考えます.

Pros 良くなる点

• ライブラリ導入時に都度ライセンス確認が不要

Cons

• 個別ライセンスの中身がぼんやりと見える

実現方法

1. LGPLと個別ライセンスの要件をリストアップ
2. メジャーライセンス（GPL, LGPL, Apache License, MIT, BSD 3-clause?）と比較、線引き確定
3. README記載

VOICEVOXのバージョン

all

OSの種類/ディストリ/バージョン

all

Notes

過去のissue等で触れられているのはおそらく以下のみです.

VOICEVOX/voicevox#219 (comment)

[Hiroshiba]

個人ライセンスですが、製品版のコアライブラリが作れれば（≒コアライブラリーのソースコード・リソースの公開義務がなければ）大丈夫です。
例としてGPL・LGPLだと、GPLは利用不可、LGPLはエディタとエンジンでは利用可・コアでは利用不可となりそうです。

MITやApache LicenseやBSDはおそらくどこでも利用できそうです。
あとPython Licenseとかもあるのですがこれも大丈夫です。
たまにライセンスが無いものがあって、それは要注意になりそうです。

[tarepan]

「VVCoreビルド時にリンクして一体化しても、Core部のコード非公開OK」が要件、と認識しました.
この場合、Hihoさんの言う通り

• MIT/Apache/BSD-3: OK
• LGPL: Coreと分離されてるEditor/EngineではOK、CoreはNG
• GPL: 全部に公開が必要なのでNG

で間違いないと思います.

今後の開発者向けにPRを建てたいと思います.
README ユーザー辞書の更新について の下あたりがいいかと思います.
どうでしょうか?
(追記: あるいはVOICEVOXプロジェクト全体に共通なので、VVProjectの方に書くとか…?)

[Hiroshiba]

共通ではありますが、コミッターの方の目に入る場所に書いておきたいので各々のREADMEに書くのがいいのかなと感じました！
書く場所はその辺りが良いと思います！