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Installing and Building ATF_j
このトピックでは ATF のインストールおよびビルドの方法を示します。
ATF をダウンロードするにはいくつかの方法があります。
ATF は GitHub 上で公開されているオープンソースプロジェクトです。 最新の公開リリースは、ATF GitHub リポジトリにあります。 プロジェクトをデスクトップにクローンするか、もしくはこの ATF GitHub ページから ZIP ファイルをダウンロードします。
ソニーの従業員で SCE の内部ポータル「SHIP」へのアクセスが可能な場合は、過去から現在までの ATF バージョンを ZIP ファイル形式で入手可能です。
SCE の内部ポータル「SHIP」へのアクセスが可能なソニーの従業員は、アップデートの取得にはパッケージマネージャーを使用すると便利です。依存関係を考慮しながら複数の WWS SDK コンポーネントを同時にアップデートします。
- パッケージマネージャーをダウンロードします。
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wwspm.exe
ファイルを WWS SDK フォルダーのルートに配置します。 - Windows コマンドプロンプトで、WWS SDK ルートフォルダーとして使用するフォルダーから次のコマンドを実行します。
>wwspm install wws_atf
インストール済みの ATF をアップデートする場合は、次のコマンドを実行します。
>wwspm update wws_atf
ATF をインストール、もしくはアップデートするかどうか質問されます。 「y」を入力してリターンキーを押します。 パッケージマネージャーが ATF コンポーネントを検出し、インストールを進めるかどうか質問されます。 「y」を入力してリターンキーを押し、ATF をインストールします。 インストール中に ATF のバージョン番号が表示されます。
ATF の入手方法に関わらず、リリースパッケージには以下のフォルダーが含まれます。
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DevTools
: セットアップ、移植、ATF プロジェクトの管理に役立つツール。 例えば、ATF DOM を使用する場合、DomGen がアプリケーションで使用可能な XML スキーマファイルから、スキーマクラスを生成します。 DomGen の詳細は、ATF ドキュメントから『ATF プログラマーズガイド: ドキュメントオブジェクトモデル (DOM)』をダウンロードしてください。 -
DevTools
: プログラマのドキュメントやリファレンス資料を含む ATF ドキュメント。 ウィキ形式のドキュメントは含まれません。 -
Framework
: Visual Studio プロジェクトに対応するフォルダにある ATF C# ソース。 このコードを変更する場合は慎重に行い、機能を破損しないように気を付けてください。 -
Samples
: ATF の多様な特徴とその機能を実演する、サンプルアプリケーションのコード。 すべての.sln
および.csproj
ファイルに加え、完全なソースが含まれます。 すべてのサンプルの詳細は、ATF コードサンプルを参照してください。 Creating an Application from an ATF Sample (英語) に記述されているように、始めにサンプルアプリケーションを使い、編集してみることをお勧めします。 -
Test
: ユニットテストおよび、ATF 配布に含まれるすべてのソースコードを参照するソリューションファイルであるEverything.sln
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ThirdParty
: ATF で使用できるライセンスを受けている、サードパーティのソフトウェア用の情報および、コンパイル済みの管理 DLL と非管理 DLL。
ATF ソースは、Visual Studio のソリューションファイルとプロジェクトファイルのセットで構成されています。 主要なソリューションファイルは、以下のとおりです。
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\Samples\Samples.sln
: すべての ATF 3 のサンプルとフレームワークを含みます。 ATF のサンプルアプリケーションを使うには、このソリューションを開いてビルドします。 -
\Test\Everything.sln
: ATF 3 と ATF 2 のフレームワークとサンプル、ユニットテスト、機能テスト、および開発ツールを含みます。 (ATF 2 は GitHub 上では公開されていません。) すべてのサンプルアプリケーション、開発ツール、およびユニットテストをビルドするには、このソリューションを開いてビルドします。
\bin
ディレクトリにあります。
ATF には C# コンパイラの警告は含めていませんが、Visual Studio でいくつかの ATF プロジェクトを開くとプロジェクトの警告が表示される場合があります。 問題が起きる可能性は低いですが、以下に警告が起きる理由を説明します。
このプロジェクトでは、プロセッサのアーキテクチャと Wws.LiveConnect.dll
の不一致により起こりえる、実行時エラーに関する警告があります。 この DLL は実際は出力ディレクトリにコピーされないため、警告は誤りです。 なお、コピーはローカルで false に設定されています。 TimelineEditor などのアプリケーションのプロジェクトは、Wws.LiveConnect.dll
の正しいバージョン (x86 または x64) を参照する必要があります。 これらのサンプルアプリケーションは、ターゲットプロセッサのアーキテクチャに基づき、正しい DLL を条件付きで参照する方法を例示します。 ATF の今後のリリースでは、AnyCPU をターゲットとする新しい Wws.LiveConnectdll
が利用可能になり、警告が出なくなる予定です。
このプロジェクトでは、プロセッサのアーキテクチャと DDSUtils.dll
の不一致により起こりえる、実行時エラーに関する警告があります。 以前から、特定の画像ファイルを開く際にこの NVIDIA ユーティリティを使用する場合には、x86 のプロセッサのアーキテクチャをターゲットにする必要がありました。 ソニー内の新しいクライアントは、WWS SDK に含まれる新しい LevelEditor コンポーネントから、Direct3D のネイティブ C++ レンダリングを使用してください。
このプロジェクトでは、ファイル p4bridge.dll
にリンクできないことに関する警告が起きます。 p4bridge.dll
への 2 つの条件付きリンクがありますが、両方のリンクが同時にアクティブになることは不可能であるため、この警告は無効です。 1 つの条件付リンクは 32 ビットのコンパイル用、もう 1 つのリンクは 64 ビット用です。
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