インメモリーストリーム活用術 (How to Use In-Memory Streams)
Pythonで巨大なテキストファイルやバイナリファイルを扱った経験はありませんか? 標準モジュールであるioモジュールに含まれるインメモリー ストリームStringIOおよびBytesIOを使えば効率的に扱えるかもしれません。 本発表ではインメモリー ストリームの便利な使い方やその限界についてお話します。
Pythonでテキストファイルやバイナリファイルを取り扱った経験は必須です。 具体的には組み込み関数openを使ったことがある人が対象です。 インメモリーストリームに関しては説明するので前提知識は不要です。
Pythonファイルオブジェクトを扱う標準的な方法は組み込み関数openですが、その背後にはioモジュールが存在します。 ioモジュールはPythonのストリーム(file オブジェクト)を扱うためのモジュールで、その中にインメモリストリームであるStringIOとBytesIOが含まれます。 本発表では、StringIOとBytesIOの使い方や実務を通して得た経験を伝えたいと思います。